ミニマリズムの勧め

・ミニマリズムを体験して分かったことは最高の自己啓発だが、25歳独身男性にはミニマリストを継続する事が難しすぎたということ。タイトル詐欺だと思うかもしれないがこれが現在の自分の結論。

今回は自分語りをさせてもらって25歳独身男性のn=1のケースと考えてもらいたい。

目次

ミニマリズムとは

そもそもミニマリズムって何という話になるのだが、簡単にいうと自分の生活をする上で必要最低限の生活を送るのに必要なものがあって自分のやりたいことに集中できる環境を作りましょうという話。

ミニマリズムになるために手放したもの

スーツで仕事をする社会人は服は休日に土日で春夏秋冬各シーズン二着のアウター、インナー、ボトムスがあれば生活ができる。ボトムスなんか夏用冬用で少し分ければもっと不要になる。部屋着を兼用にしてしまえば、10着なくても生活ができる。(さすがにそこまではやらなかった)。

食器

意外と溜め込んでしまうものが食器である。自炊をしていると冷凍するために買ったジップロックのプラスチック容器や6缶パックで酒を買った時についてくるちょっと酒を飲むのにテンションが上がりそうなグラス、友人、知人からもらった機能性のないマグカップ。気に入ったものを買った後にまだ使えるからという理由で残しておいている、箸そういった食器が眠っていた。

自己啓発系のYouTuberに勧められて買ったが書いている事が自分語りすぎて読むのを断念した本、メンタリストdaigoさんに勧められた、読むのが難しすぎた本、ちょっと文学をわかっています感を出すために読んでいた村上春樹の小説、これらの物を捨てた。

箱やショッパー

いつか売った時に高く売るために保管していた箱、ブランドを買った時についてきたブランドロゴの入ったケースなどを捨てた。

筋トレ器具

ジムに通う習慣ができたため、タンベルやプッシュアップバーなどを捨てた。

捨てるためにおこなった3step

STEP1メルカリ

高く売れるものはメルカリに少し安くして出品する。それだけでリサイクルショップよりも高く売れる。ここでは主に服や新刊の本を売った。

STEP2リサイクルショップ

メルカリで売れなかったものやゴミの回収に費用がかかる物を買い取ってくれる。捨てるのがめんどくさい家電ゴミや筋トレ道具はここで買い取ってもらった。

STEP3ゴミ収集業者

メルカリ、リサイクルショップで売れないものはごみ収集業者に持っていってもらう。食器のゴミがメインの処分

もし近くにリサイクルショップがあるなら一度捨てたい物を全て査定してもらい、査定額とメルカリの適正価格を見てそこまで差がなければ売ってしまう方が楽かもしれない。

ミニマリズムを行うことのメリット 4選

①金が増える

必要なものしか買わなくなるため、今ままで行なっていた無駄な出費が減る。純粋に無駄が減ったため金が増える。

②時間が増える

物=時間泥棒という感覚が養われる。服のメンテナンスの時間、ものの掃除の時間、ものが多いことで管理をする時間管理場所が増えることで自分の時間がなくなっていたということに気づく。

③断捨離による気分の変化を味わう事ができる

いらないものを捨てることによって自分の部屋や今までの思考を手放す事ができる。引越しをしなくても自分で環境の変化をおこすことで、今までにない価値観を見つける事ができる。

④脳のリソースを削減できる

よく言われる事だがミニマリストになることで、物の位置や服装、食事など多くのことを固定化できるため悩む必要がなくなり、思考を自分の集中したいことに使う事ができる。

ミニマリズムのデメリット 2選

①服の固定化による自信の低下

俺が一番ミニマル化をして後悔したことがこれ。服を捨てすぎたこと。

服は見た目の7割を占めているということを今一度思い出してほしい。おしゃれは相手に対する気遣いである。気遣いしなくてもいい相手との関係なら服の制服化は問題ないけど、新しく関係を作る時にほとんど同じ服というのは相手がどう思うかというのを考える事が重要だと感じる。

多くのミニマリストが服は固定化して脳のリソースを有効活用すべきと発信している。確かにやりたいことが決まっている人はそうした方がいいとおもう。だけど世の中の9割以上がそこまで意識しているわけではないと思う。俺らはジョブズにはなれない一般人で一般的な幸せの追求が必要だと思う。

実際に俺の話だが24歳の時に服の断捨離をして自分の好きな機能性のある服とカジュアルな服を残してほとんど売った。残った服は黒い服ばかりになった。マッチングアプリでデートしていく時にふと同じ服ばかりで引かれないかかなり不安になり自信がなくなった。こういう考えが浮かびそうだと思った時に、服の種類の幅を残しておく事が必要だと思い直してほしい。

2環境の変化がなくなり飽きがくる

ミニマリズムを始めると一度環境大きく環境が変わることで環境の変化による高揚感を得ることができた反面、今あるものに飽きるようになり、人間関係が豊かでなければ飽きることになる。

結論 ミニマル化から学んだこと

・25歳独身男性の地元から離れて仕事をしている俺には、ミニマル化は難しすぎた。デメリットでも書いた通り人間関係が少なく、新しい人間関係を必要としている俺にはミニマリズムは早いという結論。この年で変化のない生活を受け入れることはできなかった。よく言われる1軍の服だけを着るというのもやってみたが、たまにはジャンクフードのような色物の服をきたり、デート相手のことを考えて服を選ぶということをまだやっていたい。

・ミニマルリストになることで人間のリソースとして重要な時間、お金、健康はマキシマリストの時よりも確保できるようになった。この感覚は一度体験してほしいと思う。その反面生活していく上で不便に感じたことというのはどんどんアップデートしていく事が必要だと思う。ものは昔の侍の刀のようなもので必要なものはガンガン増やしていくべきだと思う。

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